四電工60年のあゆみ
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第5章 第1節 現状を変えるアクションを起こす第1部 沿革編36地域情報基盤整備事業光伝送路整備⼯事(香川県)塩崎健二社長平成14年~平成22年 2000年代に入ると、日本経済は、急成長を遂げる中国やインドなど新興国への輸出が伸長して景気の拡大期に入った。しかし、四国地域で建設投資が増加する気配はなく、電力自由化を背景に電力設備投資が削減されるなど、当社にとっては厳しい状況が続いた。 2001(平成13)年6月に就任した塩崎健二社長は、翌2002(平成14)年3月の全社所長会議で「建設業界では工事量の減少と受注価格の低下が一層深刻化し、企業の整理淘汰が急速に進むなど、当社をめぐる経営環境は極めて厳しい状況にある」と説明した。好転しない建設業界 平成不況からの脱却

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