四電工60年のあゆみ
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第6章 第1節 新たな事業を飛躍の 足掛かりに第1部 沿革編42メガソーラー施設(徳島県)武井邦夫社長平成23年~平成25年 2011(平成23)年3月11日、地震による強い揺れと巨大な津波により、未曾有の大被害をもたらした東日本大震災が発生した。津波被害を受けた東京電力株式会社(現・東京電力ホールディングス株式会社)の福島第一原子力発電所では、電源喪失に伴う冷却機能の停止によって水素爆発が起こり、放射性物質が大気中に拡散する事故が発生。原子力発電に対する社会の信頼は大きく揺らぎ、一時は国内の原子力発電所がすべて停止する事態となった。 四国電力管内でも、伊方発電所が2012(平成24)年1月に2号機の定期検査に入ったことで全基が停止した。 同年8月、当社は、期中の配電工事が大幅に抑制されたことにより、2012(平成24)年度の業績が東日本大震災の発生と初の赤字転落 ピンチをチャンスに

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