47災害対策棟外観本店新社屋の照明門から選出したメンバーや労働組合も加わったワーキンググループを立ち上げ、WEBオンラインによる新勤務管理システムを構築した。 2015(平成27)年6月からは、当社独自の情報セキュリティ対策から「よんでんグループ情報セキュリティ基盤」へと移行するとともに、セキュリティ基盤パソコンへの移行作業が行われた。 これに伴い、ICカード(身分証明書)の運用方法の変更、アプリケーションソフトのインストール制限などのセキュリティ対策が導入されることになった。 2018(平成30)年1月には、業務革新の一環としてITシステム推進室が開発に取り組んできた「全社共有ファイルサーバー」の運用が始まった。技能五輪全国大会入賞 2014(平成26)年11月、第52回技能五輪全国大会が愛知県で開催された。競技では、図面に示された配管・配線・シーケンスを制限時間内に模擬パネルに取り付けるという課題が出され、作業の速さ・正確さ・美しさが審査された。その結果、当社の谷﨑拓矢氏が電工職種で敢闘賞を受賞。同氏は3年連続の入賞を果たした。 2021(令和3)年、東京ビッグサイトで開催された第59回技能五輪全国大会においても、当社の山内泰輝氏が電工職種で敢闘賞を受賞した。 2015(平成27)年6月4日、高松市花ノ宮町に建設していた本店新社屋が完成し、竣工式が行われた。 新たな事務所棟は鉄骨造5階建て、延床面積5,636㎡。大規模災害時の復旧拠点として鉄骨造2階建て、延床面積433㎡の災害対策棟も整備した。設備面では、防災・災害対策設備に加えて、太陽光発電による「創エネ」や、高効率空調機・クールヒートトレンチ型空調方式などによる「省エネ」、リチウムイオン電池による「蓄エネ」を実現している。 同月8日、本店は新社屋に移転した。 本店新社屋ではLED照明を積極的に取り入れながら、輝度と照度の相反する事柄を最先端の照明器具の採用で両立させた。また、エントランスでは光天井的なシステムベースライトを採用して重厚な存在感を演出し、執務室ではスリムベース器具と人感センサー、明るさセンサーを組み合わせて、省エネかつ快適な照明環境を実現した。これらの設備は高く評価され、一般社団法人照明学会・照明普及分科会の「平成27年 照明普及賞」を受賞した。 2015(平成27)年6月、家髙順一社長は就任挨拶で、「三現主義(現場・現実・現物の重視)のもと、自分の目と肌感覚で当社の実情をまず、つぶさに見て回りたい。そのためには極力現場に足を運び、皆さん一人ひとりとも意見交換の場を設けたい」と述べ、全事業所に自ら出向き、現場の声に耳を傾けた。本店の新社屋完成家髙新社長が就任
元のページ ../index.html#49