四電工60年のあゆみ
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72新香川県立体育館(完成イメージ)Copyright © 2021 Kagawa Prefectural Government and SANAA. All rights reserved.新香川県立体育館メインアリーナ(完成イメージ)Copyright © 2021 Kagawa Prefectural Government and SANAA. All rights reserved.が中心となっているが、今後は官公庁工事、民間元請工事の受注拡大が期待されている。 JR高松駅や高松港に隣接する「サンポート高松」は、1988(昭和63)年の瀬戸大橋開通に伴う宇高連絡船廃止を契機に、新たな都市拠点の創出を目的として、市と香川県、民間企業が一体となって整備された。 2004(平成16)年に中核施設となる高松シンボルタワー、2006(平成18)年には合同庁舎A棟(北館)が完成、2017(平成29)年には合同庁舎B棟(南館)も完成した。 現在は新たな再開発事業が3件同時に進行しており、当社はそのすべてを受注している。各工事の概要は次のとおりである。①JR四国高松駅ビル(仮称)新築他工事【施工年月】2022(令和4)年3月~2023(令和5)年8月【工事内容】JR新駅ビル工事に関する空調・衛生設備A工事。商業施設・駐車場施設の増築、既設棟の改修②新香川県立体育館(仮称)電気設備工事【施工年月】2022(令和4)年3月~2024(令和6)年11月【工事内容】体育館建設に係る受変電、幹線動力、電気貯蔵・発電、電灯コンセント、通信・情報、防災電気、中央監視制御設備工事一式③徳島文理大学高松駅キャンパス新築工事【施工年月】2022(令和4)年4月~2024(令和6)年7月【工事内容】校舎新築に係る電気、給排水衛生、空調設備工事一式 ①はゼネコン下請、②は香川県からの元請(当社出資比率60%の電気JV)、③は学校法人から元請にてそれぞれ受注した。 四国エリアでは大規模な再開発案件は減少傾向にあるなかで、「四国の玄関口」でもあるサンポート地区の本再開発事業に当社が参入する意義はきわめて大きく、総力をあげた営業活動を行った結果、受注に結びつけることができた。サンポート再開発事業への参入

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