現在は､建設現場における電気設備工事の現場代理人として日々施工管理を行っています｡業務内容としては､工程管理(工程表の作成や建築工事担当者との諸調整)､品質管理(施工計画書･施工要領書の作成や現場の施工確認)､原価管理(資材契約や外注工事契約)､安全管理(朝礼時のKY(危険予知)活動や現場パトロール)などを行っています｡

たくさんの人と関係性を築けるところが魅力です｡現場では､建築工事担当者はもちろん､様々な職種の方と関わりながら仕事を進めます｡当社が元請となる場合は､お施主様や設計者とも接点を多く持ちます｡私の仕事ぶりを見て周囲の方が徐々に信頼してくれることに喜びを感じますし､信頼関係のもと､より良い設備が完成した時には大きな達成感が得られます｡

｢お施主様が満足してくださる建物に仕上げること｣を目標に日々業務に取り組んでいます｡そのためには､事前の打ち合わせを綿密に行い､ご要望をできる限り反映することが重要です｡打ち合わせではこちらから提案する機会も多く､現場経験が物を言います｡私はまだ経験が浅いですが､ベテランの上司や先輩方からアドバイスをいただきながら､少しでも目標に近づけるよう仕事と向き合っています｡

私が所属している部署は非常に風通しが良いです｡わからないことや相談事には､前向きに耳を傾けてくださいます｡配属されて間もない時には､不安などをなかなか相談できませんでしたが､先輩からやさしく声を掛けてくれてすぐに馴染むことができました｡私は思ったことを口に出してしまう性格のため叱られることもありますが､それでも笑って迎え入れてくれる温かい環境です｡

今後は､より規模の大きな建設現場に携わり､経験を積み重ねていきたいです｡そして今の先輩方のような存在になっていきたいと思います｡そのためには失敗も勉強と捉え､積極的にチャレンジしていきたいです｡また､関連する資格取得にもトライしたいと思っています｡

現在の職務は大学時代の専攻とはやや距離があるのですが､業務を通じて知れば知るほど好きになっています｡仕事と学部や専攻を結びつけることは､ある程度必要かもしれませんが､それで無理に自分の進路を狭める必要はないと思います｡仕事選びの際に､｢自分の性格や性質に合った仕事｣を意識して探すと､専門分野でなくとも興味を持てる仕事が見つかるかもしれません｡ぜひ広い視野で就職活動に励んでください｡